2007/8/11 富士山(静岡県)
オオミヤマトンビマイ
Bondarzewia berkeleyi (Fr.) Bondartsev & Singer
ベニタケ目 ミヤマトンビマイ科 ミヤマトンビマイ属

 ミズナラの巨木の根元に発生。柄が分岐して多数の傘に分かれ重なり合い、マスタケのような型になる。表面は初め赤味のあるオレンジ色で、のち淡い帯紫褐色になる。短毛があり鈍い環紋をあらわす。下面は多角形不正形の管孔で、孔口は類白色からクリーム色。
 50センチ近くなる大型で、明るい色をしているので遠くからでもよく目立つ。よく似たミヤマトンビマイは針葉樹に出ることで区別されるが同一種との見解もある。