2005/9/2 富士山
オオモミタケ(幼菌)
Catathelasma imperiale (Fr.) Sing.
ハラタケ目 オオモミタケ科 モミタケ属

 シラビソ林に発生。非常に大型のきのこで30センチ近くなることもある。
 傘の色は褐色から黒褐色で柄は地中深く伸び膜質二重のツバがある。発生が少ないことと形が良く身が引き締まっていることから食菌として珍重されるが、香りが少なく太い柄の食感も硬いカマボコのようであまり好きになれない。
 里山のモミ林に出るモミタケと酷似しているが、モミタケは灰褐色のものが多く富士山のオオモミタケは黒褐色のものが多いと感じている。