2010/07/10 富士五湖周辺
ガンタケ
Amanita rubescens Pers.
ハラタケ目 テングタケ科 テングタケ属

 各種林内に発生。傘は橙または赤色を帯びた褐色で、淡い褐色〜灰褐色のイボが付着するが雨などで脱落しやすい。湿時ややヌメリがあり条線はない。ヒダはやや密。色は全体的に白色で、ところどころに赤褐色のシミができることがある。柄は中空、基部が球根状でしばしなツボの破片が付着する。上部に膜質の白いツバを垂下する。表面の色は赤褐色で平滑からササクレ状。肉は白色で、傷がつくと赤褐色に変色する。
 和名は、色が雁に似ているところ由来する。
 食菌とされていたが毒性があり、猛毒のテングタケの仲間に似ているため食用は厳禁。