2003/6/14 富士宮市
クロハツ
Russula nigricans (Bull.) Fr.
ベニタケ目 ベニタケ科 ベニタケ属

 広葉樹林に発生。 傘は初め饅頭型で次第に開き、老成すれば漏斗状に反り返る。傘の色は幼時は灰白色〜灰褐色で次第に黒褐色を帯び、老成するとほぼ黒色になる。 ヒダは、白色〜クリーム白色で、古くなるとほとんど黒色となり、傷ついた部分は次第に赤変し、後にゆっくりと黒変する。柄は最初白く、のち傘とほぼ同色になり、変色性がある。
 類似する猛毒菌のニセクロハツ(肉が赤変するが黒くならない。)と見分けが難しい。
2007/7/7