2004/8/1  富士山(静岡県)
サンコタケ
Pseudocolus fusiformis (E. Fisch.) Lloyd
スッポンタケ目 アカカゴタケ科 サンコタケ属

 林道脇や公園などの落ち葉が集積した肥沃なところに発生。幼菌は白い卵状で、やがて黄色からオレンジ色の腕が3本(4〜5本のこともある。)伸び、先端部は結合する。 内側の黒いグレバは胞子を含んだ粘液状で、悪臭を放ちこれでハエなどを誘い胞子をばらまく。 
 密教法具の三鈷杵に形が似ていることからこの名が付いている。