2006/07/22 静岡県中部
チリメンチチタケ
Lactifluus corrugis (Peck) Kuntze
ベニタケ目 ベニタケ科 ツチカブリ属

広葉樹林に発生。傘は饅頭型で、のち中央が窪み、表面は乾性で、微粉状〜ビロード状。 色は暗赤褐色、暗ワイン褐色、ココア色など。全面が顕著なシワで被われ、周辺では同心円状に並んで深く、中央部は浅くなる。 ヒダは淡オレンジ色、淡黄土褐色、ニッケイ黄色などで、やや密。 柄は微粉状で、傘より淡色。 どの部分に触っても、渋味のある多量の乳液を出す。 乳液はねばりがあり、白色からしだいに褐色に変わる。
  チチタケもシワが表れることがあるが、傘が暗色でシワが多いことで区別される。