2002/8/24  富士山(静岡県)
チシオタケ
Mycena haematopus (Pers.) P. Kumm.
ハラタケ目 ラッシタケ科 クヌギタケ属

広葉樹の倒木に発生。きのこのどの部分も傷がつくと鮮やかな赤色の液が内部から染み出てくる。 傘は幼時卵形で、のち釣鐘型または円錐形に開く。色は淡い赤紫色〜淡赤褐色で中心部分は濃色になる。吸収性で、放射状の条線があり、縁部にフリンジと呼ばれる鋸歯状のギザギザした飾りがある。 ヒダは初めは白色で、のち淡赤紫色になり、疎。 柄は傘とほぼ同色で、細かい粉状鱗片が付着し、基部は白い菌糸に包まれる。