2013/07/31  富士山(静岡県)
トンビマイタケ
Meripilus giganteus (Pers.) P. Karst.
タマチョレイタケ目 トンビマイタケ科 トンビマイタケ属

 ブナの倒木や立ち枯れの根本に発生。 太い柄から扇状の大きな傘を何枚も張り出し、重なり合い癒着し合って大きさ20〜50pもの株になる。 傘は柄と区分が困難で、縁部は細かい波打と大きなうねりをなし、淡黄土色の地に、淡褐色の繊維状鱗片が放射状に圧着し、不鮮明な環紋をなし微毛状。 手で触れたり,老成により黒ずむ。 管孔は、長く垂生し白色。孔口も同色で微細。傷つくと次第に黒ずむ。 肉は白色で軟質。成熟につれ強靱となる。 無味で芳香がある。