2005/05/28  富士山(静岡県)
ナミハタケ
Neolentinus adhaerens (Alb. & Schwein.) Redhead & Ginns
キカイガラタケ目 キカイガラタケ科 マツオウジ属

 富士山の亜高山帯(2,400m付近)の針葉樹の倒木に発生。 傘は3〜5p。赤黄褐色で、饅頭型から開いて扁平〜杯型。 ヒダは白色のち黄土色で、湾生〜垂生し、やや疎。

北海道のエゾマツなどの朽ち木に発生するとされるが、環境のよく似た富士山の亜高山帯にも発生。 掲載している図鑑は少なく、ネットで検索してもあまりヒットしない。 初夏の頃に亜高山帯のきのこを探す機会は少ないが、さらに観察の必要があると感じている。