2009/11/03 富士宮市
ナラタケ
Armillaria mellea (Vahl) P. Kumm. subsp. nipponica J.Y. Cha & Igarashi
ハラタケ目 タマバリタケ科 ナラタケ属

 広葉樹の倒木や切り株に発生。 傘は、黄土色のち茶褐色で、暗褐色の細片鱗に被われ、中央部ほど密で濃色になる。周囲には条線がある。 ヒダは白色、のち汚褐色で、垂生し、やや密~やや疎。 柄の表面は傘と同色~やや淡色で、上部に薄い膜質で帯黄色のツバがあり、成熟すると繊維状のダンダラ模様が出ることがある。

 従来ナラタケは複数種の総称になっていて、近年の研究で下記のように分類された。
    ・ ナラタケ
    ・ オニナラタケ(ツバナラタケ)
    ・ ヤワラナラタケ
    ・ コバリナラタケ
    ・ ホテイナラタケ
    ・ ヒトリナラタケ
    ・ ナラタケモドキ
    ・ キツブナラタケ
    ・ A. cepistipes Velenovsky
    ・ A. hutea Gilet