2013/06/29 静岡県西部
ナツノカワムラフウセンタケ
Cortinarius purpurascens (Fr.) Fr. f. eumarginataminor Henry
ハラタケ目 フウセンタケ科 フウセンタケ属

 梅雨時、コナラ主体の広葉樹林に発生。 傘は湿時粘性が強く、幼時は青紫色の地に暗褐色繊維状で、成長に伴い中央より紫色は退色し、暗赤褐色になり、周辺部は淡色で紫色を永く残す。 ヒダは初め青紫色で、のち錆色。離生〜湾生し、密。 柄は淡青紫色の地を青紫色繊維が密に被い、下方やや太く基部が急に膨大し、算盤玉状になる。

カワムラフウセンタケと混同するが、発生時期が早く、やや小形で柄が細く、紫色が濃く、肉の変色性がない。