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2005/9/6 富士宮市 |
ニセクロハツ |
Russula subnigricans Hongo |
ベニタケ目 ベニタケ科 ベニタケ属 |
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カシ主体の広葉樹林に発生。 傘は5〜12cmで、色は灰褐色〜黒褐色のスエード状。 ヒダはクリーム色で、厚みがあり、やや垂生し、疎。傷つけると赤褐色になるが黒変はしない。 柄は傘より淡色で、中実。表面に不明瞭なシワがある。 肉は厚くて堅くしまり白色。切断面は時間を経て淡赤褐色化して黒変しない。 猛毒 食用になるクロハツと酷似しており、見分けは切断したときの変色の仕方が決め手とされ、 クロハツは始め赤変、のち黒変する。 ニセクロハツは赤変のみで黒変しない。 とされているが、変色に時間がかかり、どちらともとれるような色で判断が難しいものもある。 命に関わるので、どちらも食べない方が無難と思われる。 |
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