2007/11/04山梨県
ヌメリスギタケ
Pholiota adiposa (Batsch) P. Kumm.
ハラタケ目 モエギタケ科 スギタケ属

広葉樹の倒木に発生。 傘は湿時強い粘性があり、黄褐色で、ササクレ状の鱗片に被われる。 ヒダは密で、初め白色〜淡黄色、のち褐色になりる。 柄はほぼ傘と同色で、中央よりやや上部に不明瞭なツバがあり、ツバより上は淡色で鱗片はなく、ツバより下は黄褐色の鱗片に被われる。
柄に粘性があることが最大の特徴で、ヌメリスギタケモドキと区別する ポイントとされているが、明確に粘性があるものに出会ったことが無く、雨などで濡れたものが微妙にヌメリを帯びる。または、傘のヌメリが柄まで垂れ下がっている程度で、両者を見分ける目安にはならないと感じている。
(各地で見ているが、本物のを見たことがないだけだろうか?)
ここでは、秋遅く出て、鱗片が細かいものが僅かに柄に粘性があるように感じるので(?)、ヌメリスギタケとして掲載した。