きのこ撮影の愛用アイテム
 三脚・雲台・クイックシュー・ピンセット



 きのこ撮影で必ず使う小道具に「レフ板」があるが、ここではそれ以外の、私が愛用しているアイテムをいくつか紹介したい。

『三脚』
 この三脚はかなり特殊なもので、今ではもう手に入らない。実はイタリア・マンフロット製の「190XDB」という三脚の改造品で、10年近く前に偶然ネットで見付けて購入した。改造したのは確かアメリカの企業だったと思うが、「残り2本」という表示につられて申し込んだ。その後、そのサイトを見ると「残り1本」になっていたのでウソではなかったのだろう。
 本来3段式のものを2段にして、センターポールもはずして下の写真のように180度に平開するようになっている。重さも元の1.6kgの半分ほどと軽く、リュックのハーネスに脚の1本を挟んで持ち歩いている。
『雲台』
 それに付けている雲台は、これもかなり古い商品で「ケンコー」製の同型コピー品でメーカーは分からない。それでもかなりしっかりしていて、レバーを緩めるとそのレバーの位置も自由に変えられるので、どんなアングルにしても操作しやすい位置にレバーを動かせる。

『クイックシュー』
 その上に取り付けているのが「ハクバ」製の小型クイックシューで、これは定番商品だから愛用者も多いだろう。
『ピンセット』
 リュックのサブポケットにいつも差し込んでいるものに、下のピンセットがある。長さ約22センチとやや大きめで、園芸で使用するように作られたものらしい。その名も「移植ゴテ付きピンセット」と言う。
 きのこのカサの上にはいろいろゴミが付いていて、特に小型のきのこでは指先で取り除くことが困難だ。そんな時にピンセットを使うとかなりうまくいく。
 なお、後ろの「移植ゴテ」を何に使うかについては、ノーコメント・・・ということで。


2017.1.15  竹しんじ

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