趣味の病か?・・・「逆流性食道炎」 |
◆オールA・・・のはずが 去る5月9日に受けた定期健診の結果は昨年に続いて”オールA”・・・「18年前に胃の手術をした割には極めて健康」と、嬉しい所見を聞いて大いに満足していた。 ところが2週間後に届いた最終結果ではなんと、胃のレントゲン検査で内視鏡による再検査が必要との指示。「隆起性病変の疑い」があったのは胃ではなく食道だった。 ◆内視鏡検査 5月29日、胃の内視鏡検査はもう約20年ぶりになる。最近では鼻から入れる直径5ミリほどのカメラができていてほとんど苦痛がないと聞いていた。ところが、やはり組織を取って調べる必要があるので直径9ミリの経口タイプになった。さらにヨードを注入して反応を見ることもやるらしい。(青くなったらアミロイドか???) やはり何度やっても胃カメラは慣れるものではない。検査後も1時間くらいはのどの麻酔が尾を引き、「すぐに食事はしないように」と言われるまでもなく食欲が湧かない。 ◆「逆流性食道炎」とは? 6月9日、検査の結果は「逆流性食道炎」。分かりやすく言えば「胸焼け」。つまり、胃酸が何らかの理由で食道の方へ逆流して、食道壁が炎症を起こしているらしい。その「何らかの理由」にピンと来た。思い当たるフシがある。 きのこを撮影する時、どうしても低い位置にカメラを据えるためしゃがんだ姿勢になり、胃部を強く圧迫することになる。短時間なら問題ないのだろうが、いい被写体となるとあちこちアングルを変えながら長時間かけて撮ることになる。かなり以前から撮影後に強い「胸焼け」を覚えることがたびたびあった。 ◆趣味の病(?)を予防するには おそらくこれが原因だろう。となると、何とか対策を講じなければならない。撮影の際には必ず両膝を地面に付くようにすれば防げるのだが、きのこが生えている地面といえば当然ながら湿っている。時にはぬかるんでいるような状態だから、両膝は濡れて泥だらけになってしまう。 園芸用やスポーツ用に膝当てが市販されている。今までにも試したことがあるが、撮影時以外はけっこう邪魔なもので、歩きづらいのでいつの間にか使用をやめてしまう。撮影時にはビニールシートを敷いて、必ず両膝を付いて撮るようにするしかないだろう。 それでなくても「行き倒れ」と間違えられて、通りがかりのハイカーに心配をかけることが多いので、なるべく派手めのビニールシートを広げる方がいいのかも知れない。 |
2008.6.9 |