第30回SSP展 に選ばれて・・・
 
◆SSPとは?
 昨年(2008年)あることで「日本自然科学写真協会」(略称SSP)という会を知り、「自然」「科学」に関わるプロ、アマチュアの写真家400人以上もの会員が集う、1978年発足のとても伝統ある組織に深い興味を持ちました。
 入会には会員の推薦、または作品の審査が必要とのことなので、お気に入りの数点を選んで入会希望を送り、めでたく入会をすることができました。

◆SSP展とは?
 鳥、虫、花、星、雲、山、海、石・・・、ありとあらゆる「自然・科学」の分野で、研ぎ澄まされた感覚と卓越した写真術をもって切り取られた作品の数々。毎年、審査の結果選ばれた作品が、「SSP展」と銘打って日本全国の主だった都市で展示されます。
 昨年の「第29回展」の東京展を見に行き、100点あまりの作品を鑑賞したとき、どのジャンルを問わず完成度の高い作品に圧倒されました。
※「第29回SSP展」は現在、多摩六都科学館(西東京市)で2月22日まで展示され、その後、岡山デジタルミュージアム(岡山市、3/1〜4/5)と、最終の科学技術館(東京都、4/25〜5/31)で開催される予定です。

◆サブタイトルの変更
 同会は今年度から会長が、それまでの竹村嘉夫さんから昆虫写真家の海野和男さんへ代わりました。それに伴い「SSP展」のサブタイトルも「自然の中の不思議を知る」から「自然を楽しむ科学の眼」に変更されました。
 総会での就任挨拶で海野新会長は、写真の美しさを求めるあまり科学の眼が薄れつつある、という意味の話をされました。
 新会長のもとで最初となる今年の「第30回SSP展」は、そういう意味から今までとは少し価値観が変わる内容になるかも知れません。

◆バレンタインデーに朗報!
 はたして趣味の延長上でしかない私の「きのこ写真」が、この伝統あるイベントに通用するものだろうか? そんな不安を抱きながら、なるべく「科学の眼」を意識して3点を選び、今年1月に応募しました。
 待つこと1ヵ月あまり、奇しくも今日バレンタインデーに女性からチョコならぬ、「SSP」から入選通知が届きました。どの作品かは会場でのお楽しみ・・・?
 展示は東京展(東京フジフィルムフォトサロン、2009年5月15日〜5月21日)を皮切りに、大阪展(大阪フジフィルムフォトサロン、同年6月26日〜7月2日)が決定しており、その他は福岡、京都、愛媛、宮崎、岐阜、岡山、新潟、多摩、東京が予定されています。各SSP展の詳細はそのつど「Topics」欄に掲載していく予定です。ぜひご来場ください。
2009.2.14

戻る