2005.09.30 富士山(山梨県)
 富士山の亜高山帯のきのこは10月になるとほとんど出なくなるので、最後の針葉樹林帯の散策を楽しんできた。ハナイグチやアカモミタケが盛期を迎えているようで平日でも車の数が多く駐車できるところは少なかったが、標高の高いところはがら空きで今日の目的のコガネヌメリガサを見つけるには好都合だった。
 コガネヌメリガサは幼菌が5本見つかっただけ(採られた後かも?)だが、最盛期に見つからなかったクロカワが沢山出ていてハナイグチやチャナメツムタケと併せて楽しいきのこ狩りになった。

コガネヌメリタケ クロカワ クダアカゲシメジ ムラサキフウセンタケ ハナイグチ
タマツキカレバタケ カベンタケ
2005.09.28 山梨県
 9月下旬〜10月上旬のきのこ最盛期に国勢調査員を依頼され、やむなく引き受けてしまった。(>_<)ヽ ナケルゼェ  昼間は気乗りがしないので調査票配りは夜にしてマイタケやヤマブシタケが出ている可能性がある山梨のブナ・ミズナラ林を歩いてきた。
 この山も乾燥気味で目的のきのこはなかったがナラタケも出始め秋本番に入ったことを告げていた。

 印象に残ったきのこ
ヒロハホウライタケ クロゲナラタケ タマチョレイタケ イロガワリ サンコタケ

2005.09.23/24 水窪町
 23〜24日の両日、「静岡木の子の会」の西部地区観察会に参加し、静岡・長野県境の綱引きによる国盗りで有名な兵越峠付近を散策してきた。
 ここも乾燥気味できのこは少ないと思われたが、日頃鍛えている強者達のきのこ目はさすがで、どこにこんなに出ていたのかと思われるほどきのこは集まりまずまずの観察会になった。(恒例のきのこ汁はイノシシ肉と沢山のきのこが入り極上で、きのこ談義に花を添えてくれた。)
 2日目は昨年に引き続き奈良代山の散策で、ここでは柄に段だら模様がないタマゴタケ見つけたがいい写真が撮れなく残念な思いがあったので、朝の集合時もし見つけたら教えてくれるようお願いしていたところ。2本並んでいるのを見つけていただき念願を叶えることができた。

印象に残ったきのこ
カバイロツルタケ ホコリタケ マスタケ シロカイメンタケ ウスイロカラチチタケ
タマゴタケ

2005.09.18 山梨県
 (19日に書いています。)
 昨年コウタケやホンシメジを見つけた仲間と今年も山梨県の山を歩いてきた。山はどこも乾燥していてきのこは少なかったが、所々で秋のきのこの出始めを見ることができた。
 その中でウスムラサキホウキタケとシャカシメジの2種は以前から見たいと思っていたきのこで、なかなか見つけられないものに遇えたのは大収穫だった。

ウラベニホテイシメジ ヒカゲウラベニタケ アカヤマドリ ウスムラサキホウキタケ シャカシメジ

(行楽の秋の連休中に雨が降ることを願うふとどきものは、きのこマニアだけかもしれないが雨が降ってくれることを願っている。)
2005.09.16 富士山
 久しぶりに富士宮口の亜高山帯に向かったが、標高15,00m付近から雲の中に入ってしまい。視界が悪すぎるので5合目まで登ると、ようやく雲の上に出ることができた。同時に到着した人(Sさん)に声をかけると、その方も単独でこんな日は危険が伴うので一緒に山に入る事になった。Sさんのきのこ狩りの場所に案内していただいたが、ショウゲンジをはじめとする食菌が適当に出ていて十分な量を確保することができた。
 山に詳しいSさんの楽しい話を聞きながらきのこを探すのは、ここのところ単独行が多かった私には楽しいきのこ狩りとなった。

ハナイグチ キノボリイグチ シロヌメリイグチ アミハナイグチ イボタケ科?

2005.09.12 山梨県
 月曜日の富士山は、強者どもの夢の後であまり期待できそうにないので、昨年アカヤマドリがたくさん出た山を歩いてきた。
 いつもならタマゴタケ、チチタケ、ウラベニホテイシメジなども多い山だが、それらはほとんど無く、夏型のイグチが最盛期を迎えていた。
 目的のアカヤマドリは一つだけだったがヒゴノセイタカイグチは30本以上出ていて幼菌から成菌まで観察することができた。

イグチ特集
アカヤマドリ ハナガサイグチ アヤメイグチ クロアワタケ ヒゴノセイタカイグチ

この他、 ミドリニガイグチ、シワチャヤマイグチ、コビチャニガイグチ、ニガイグチモドキ、ヌメリニガイグチなどのイグチも出ていた。
2005.09.08 富士山
台風後のスバルラインを歩いてきた。まだ新たに出たものは少なく週末に期待されるが人も多くなると予想される。

主なきのこ
キノボリイグチ オニナラタケ オオキノボリイグチ カクミノシメジ センボンイチメガサ
ツバアブラシメジ キンチャワンタケ イグチ科
2005.09.06 里山
 天気予報は台風の影響で一日中雨だったが、どう見ても降りそうにないのでいつもの里山を歩いてきた。きのこは適当に出ていたが有るところと無いところがはっきり分かれ、風通しのいい一等地は気配さえ感じられない所が多かった。

 主なきのこ 
ハナオチバタケ キタマゴタケ イロガワリキヒダタケ ムラサキヤマドリ シロオニタケ
タマゴタケ 不 明
2005.09.02 富士山
 スバルラインのマイカー規制が解除されたので、早朝から5合目付近を歩き、その後3合目付近を歩いてきた。きのこ狩りの車は要所に止まっていたが、特別多いと感じるほどではなかった。このことは今年はきのこが少ないことを物語っていて、林に入るとすぐ実感することになった。食菌、毒菌、雑きのこのすべてが少なくあきらめムードになっていたとき偶然菌友のS君と出会い、以前一緒に歩いたコースを全て歩き回り何とかきのこ狩りらしい獲物を得ることができた。
 
ハナガサタケ イグチ科 ジンガサドクフウセンタケ アメリカウラベニイロガワリ ハナイグチ
ホウキタケ ホウキタケ科 ツガタケ ヤマイグチ
 この他 ショウゲンジ、ヤマドリタケ、アカモミタケ、オオモミタケなどがありました。(いずれも少量で、体力は限界でした・・・)