2005.11.29 里山
 25日にオリンパスから等倍撮影のできる35ミリのマクロレンズが発売されたので、予約注文で購入した。 試し撮りをいつにしようか考えていたが、タイミング良く昨夜23日ぶりの雨が降ったので雨上がりの里山で色々設定を変えながら撮影を楽しんできた。
 いつものズームレンズと違う単焦点レンズのため最初は戸惑いがあったが、接近、切れ、ぼけ具合等もよく、小さくて軽いのできのこ撮影には適していることが実感できた。これからは常用レンズとして使うことになりそうだ。 きのこは実績のある場所を中心に歩いたのでこの時期にしてはたくさんの種類を見ることができた。

クリタケ ナラタケ シモフリシメジ スギエダタケ エノキタケ
ヒラタケ オチバタケ?

2005.11.23 富士山(静岡県)
 25日から富士山スカイライン(富士宮口)の登山区間が通行禁止になるので今年のお礼参りを兼ねて富士山に向かった。3合目より上は霧がかかっているので高鉢山駐車場へ車を止め近場を見て回ったが地面は凍っていて倒木もカラカラに乾き、きのこは望めそうにないので西臼塚に戻りブナ林の散策に切り替えた。
 紅葉も終わりほとんどの葉が落ちたブナ林は日が差し込み歩くのは気持ちがいいがきのこはなかなか見つからない。少しでも湿度が保たれるところを探そうと、モミ林の中の枯れ沢に倒れたブナの倒木を探すと幾つかのきのこが見つかった。
 散策を終え人家のあるところまで来て最近できたミニ公園を歩くと大きなサケツバタケが点在していた。

ブナハリタケ ブナシメジ ホコリタケ ツキヨタケ サケツバタケ

2005.11.16 里山
 先月の今頃は見たいところばかりでどこへ行こうか迷うことが多かったが、今はどこへ行ったらきのこが出ているか考えてしまう。
 結局実績のある場所を選ぶことになり、毎年ヒラタケとエノキタケの出る沢の源流に向かったが、期待していた倒木は腐朽が進みきのこは出そうもない状態になっていた。がっかりしたがこれも自然の流れ、これまで名場面を見せてもらった事に感謝し、もうこの場所に来ることは無かろうと付近を丁寧に観察すると小さなきのこが幾つも出ていて冬場の乾燥期には欠かせない場所であることを実感した。帰りがけ今まで行かなかった枯れ沢に足を伸ばしクリタケの出る場所が見つかったのもありがたかった。

不明 アシナガタケ アシナガイタチタケ ムササビタケ? クリタケ
2005.11.11 里山
 遅れていた寒波が訪れ冬型の気圧配置になってきたので、きのこの発生が少なくなり探すのが難しい季節になってきた。 これからは里山の散策が中心になるが、手始めに毎年クリタケ、ナラタケ、ムラサキシメジなどが出るコースを歩いてきた。
 山は思っていたより乾燥していてきのこは少なく、たまに出ているきのこも乾燥し始めたもので新鮮なものは一つもなくクリタケとナラタケは見つからなかった。
 木枯らしが吹き霜が降りる前にもう一雨降ることに期待する・・・

アイコウヤクタケ ムラサキシメジ キショウゲンジ タマシロオニタケ

 
2005.11.08 富士山(静岡県)
 快晴で紅葉真っ盛りのブナ林を歩いてきた。紅葉が始まると新たなきのこはほとんど出なくなるが今年は特に顕著で新鮮なものは少なかった。それでも最近ではあまり見られなくなった晩秋にブナの立ち枯れに密集するナラタケやブナシメジを探すことができた。

ナラタケ オツネンタケモドキ チャナメツムタケ ブナシメジ オオゴムタケ

2005.11.03 山梨県
 コガネタケを見に山梨県の雑木林を歩いて生きた。コガネタケは開きはじめの幼菌がたくさん出ていたが、テングタケやウラベニホテイシメジなどが今になって出ていて夏から晩秋のきのこが入り交じって出ているのに驚いた。


2005.11.01 静岡県西部
 菌友の誘いで静岡県西部の松林を歩いてきた。今日はひたすらマツタケのシロを見て回ったが、時期をはずしたのか他の人が採った後なのか、なかなかマツタケは見つからず。三つ目の山に場所を変えてようやく傘が開き始めた良型2本を探すことができた。私にとって富士山以外のマツタケは初めてで記念すべき2本になった。(やはりクライマックスは最後にくると盛り上がる!)

 途中でイボセイヨウショウロのシロも案内してもらい、たくさんの実物と発生環境を確認することができた。

マツタケ イボセイヨウショウロ