2009.12.29 里山
 今年最後の散策でエノキタケの出る山を歩いてきた。いつもの山は黒く干からびたニガグリタケが残っているだけで、立ち止まることなく目的の倒木に到着すると、昨夜の雨でヌメリのあるエノキタケが綺麗に輝いていた。
エノキタケ

2009.12.13 里山
 定期的に雨が降るのでそろそろエノキタケが出る頃と思い里山を歩いてきた。歩き始めてしばらくはニガグリタケだけがあちこちに見られたが沢沿いのエノキタケのポイントに近づくと次々ときのこが現れた。
コガネニカワタケ アシナガタケ ハナビラニカワタケ センボンクヌギタケ エノキタケ

2009.12.05
 前回に続き海浜性のきのこを探して、富士川河口の海岸を歩いたがきのこの姿は皆無だった。砂浜の広さは浜岡より広いが砂が粗く環境が違うと思われる。
 載せる写真がないのは寂しいので今年のまとめでギャラリーを作り始めた。これまでにない不作の年で少々物足りないが、こんな年なりの名場面を順次掲載します。
2009.11.28 浜岡砂丘
 浜岡砂丘で開かれた静岡木の子の会「砂浜のきのこ探索会」に参加してきた。遠州灘の砂浜は知る人ぞ知る海浜性きのこの発生場所であり、今日も予想していたケシボウズタケ属、スナヤマチャワンタケ、コナガエノアカカゴタケの3種を発見できた。砂浜をうつむいてひたすらあるく探索はいつもと違うが宝探しの面白さは独特のものがあり楽しいひと時であった。 
ケシボウズタケ属 スナヤマチャワンタケ コナガエノアカカゴタケ

2009.11.23 富士山(静岡県)
 9時ころまで曇っていたが、天気が良くなるとの予報だったので久しぶりに西臼塚のブナ林を歩いてきた。車で高度を上げていくのと競争するように雲は晴れ、西臼塚についたときは5合目まで雪が降った白い富士山が青空にくっきりと映えていた。
 木々の葉が落ちたブナ林は見通しがいいので、夏場では入らないような道に入り来季の穴場を探したが、近年ブナの大木の多くが倒れ、その倒木も不朽が進みもはやきのこは出なくなったものが多く新たな場所は見つからなかった。
シイタケ ブナハリタケ 不明

2009.11.21 里山
 里山の紅葉が盛んになり、富士山も雪化粧した姿を現す日が多くなると きのこの姿はめっきり少なくなる。今日は海岸のきのこを探して三保の松原を歩いたがホコリタケが出ていただけで柄と傘があるきのこは一つも見つからなかった。ここは早めに切り上げシモフリシメジが出る里山に立ち寄ると 点々と10数本が散生していた。シモフリシメジで秋のきのこは最終になるので 冬のきのこエノキタケが出る倒木に向かったがエノキタケはまだ早く近くにヒラタケが少し出ていた。
シモフリシメジ ヒラタケ

2009.11.15 里山
 土曜日のまとまった雨は暖かい雨だったようで富士山は8合目以上が白くなっただけだった。このことに期待して里山を歩いたが、木々が色づき始めた山に新たに出るきのこは少なく、どれも今年最後の姿と思えるきのこばかりだった。
ヒトヨタケ キハツタケ ツチグリ ホウキタケの仲間 ミネシメジ
2009.11.07 里山
 近くの里山を歩いてきた。今年はナラタケが当たり年のようで、これまで出なかった場所にも出ていて倒木全体に出ているところもあった。いつもなら11月後半に出るスギエダタケはすでに朽ち始めているものもあった。
ナラタケ スギエダタケ 不明

2009.11.03 里山
 1日のナラタケの群生が気になったので、見に行くと綺麗に開いている姿を見ることができた。その後近くの山に場所を変えたがナラタケが盛期であちこちに出ていた。他のきのこはそろそろ終わりを迎えたようだ。
ナラタケ ニガグリタケ キララタケ コザラミノシメジ ムジナタケ

2009.11.01 里山
 久しぶりに近場の里山を歩いてきた。いつもの散策路で比較的明るい場所はきのこが少なくカラカサタケ1本だけだったが、北側斜面でスギ・ヒノキとコナラなどの広葉樹が混生するところはかなりのきのこが出ていた。この傾向は昨日と同じ。
カラカサタケ カレバハツ? キショウゲンジ キツネノカラカサ ナラタケ