2015.07.30 丸火公園
 暑さから逃れ富士山に向かったがきのこは少なく、帰りに標高600mの丸火公園によるとイグチやベニタケの仲間が大量に出ていた。
ビロードクリイロイグチ シワチャヤマイグチ ヤマドリタケモドキ チチタケ レモンチチタケ(仮称)

2015.07.28 里山
 6月29日に見つけたカボチャタケの、その後の姿を見たくて里山を歩いてきた。あのとき出ていたものは朽ち始めていたが、別のモミの倒木や立ち枯れにたくさん出ていて十分観察することが出来た。 その後付近を散策したが白くかびたものや萎れたものが多く、出来るだけ鮮度がいいものを選んで撮影した。
カボチャタケ ミヤマベニイグチ ナラタケモドキ ニガイグチモドキ タケリタケ

2015.07.26 伊豆半島
 菌類調査に参加して伊豆の里山を歩いてきた。 真夏日を超え猛暑日が続くようになり、炎天下できのこを探すのは 我慢大会の様相を呈してきたが、筋金入りの変人たちは誰も音を上げずきのこ探しを楽しんでいた。

ヘビキノコモドキ ナガエノウラベニイグチ コゲチャイロガワリ キイロアセタケ ツガサルノコシカケ

 
2015.07.24 里山
 晴天が続く予報が出ているので、きのこが消えてしまう前にアカイカタケやオオコゲチャイグチの実績がある静岡県中部の里山を歩いてきた。 目的の両種は出ていなかったが、この山は関西圏のきのこが出ることが多く、今日はイグチの仲間を中心に県東部では発生しないものをたくさん見つけることが出来た。

イグチの仲間
キニガイグチ コビチャニガイグチ コウラグロニガイグチ サザナミイグチ? ニガイグチ属
ブドウニガイグチ キクバナイグチ ダイダイイグチ アカヤマドリ アシナガイグチ

この他、クリイロニガイグチ、ミドリニガイグチ、アケボノアワタケ、マルミノアヤメイグチ、ヒメヌメリイグチ、セイタカイグチ、キイロイグチ、キアミアシイグチ、ホウベニシロアシイグチ、ハナガサイグチ、オニイグチなどが出ていた。


その他のきのこ
アンズタケ属 コナカブリテングタケ近縁種 シロクロハツ スオウシロオニタケ チリメンチチタケ

2015.07.23 富士山(静岡県)
 菌友のNさんと雨が舞う富士山を、傘を差して歩いてきた。はじめにブナ林に入ったが数日続いた真夏の晴天で殆どのきのこが姿を消し、めぼしいものは少なかった。場所替えで亜高山帯の針葉樹林に入ったがこちらもきのこはきわめて少なかった。 
イタチタケ コガネヤマドリ イヌセンボンタケ ウスヒラタケ ニカワホウキタケ

2015.07.19〜20 南アルプス
 菌類調査に参加し、1泊2日で大井川源流部を歩いてきた。台風11号の影響で通行止めヶ所が多く、調査場所が限られたが、この時期らしいきのこを見つけることが出来た。 特に前回から参加している冬虫夏草担当のO君は、希少種を数種類見つけ「大発見」を連発していた。今後の検討が待たれるものもあるが普通種のアワフキムシタケと希少種のコブガタアリタケを掲載させてもらう。
アワフキムシタケ コブガタアリタケ シロキツネノサカズキモドキ タテガタツノマタタケ タルゼッタ カティヌス
ヘラタケ クロシワオキナタケ ホテイイロガワリ クロサカズキシメジ ハナイグチ

2015.07.18 里山
 昨日、近くの公園にたくさん出ていたので、今日はいつもの里山を歩いてきた。きのこは出ていない場面がないほど出ていて、状態が良ければ前に進むのに時間がかかるところだが、昨日同様台風の雨で傷んだものが多く、カメラを出す場所は少なかった。
シロオニタケ コトヒラシロテングタケ ムラサキヤマドリタケ オクヤマニガイグチ? ウラグロニガイグチ

2015.07.17 公園
 台風11号は動きが遅く各地に被害をもたらしたが、幸いなことに当地に被害は出なかった。 昼過ぎになると雨が止み薄日が差し始めたので近くの公園の様子を見てきた。 遅れていたものが一斉に出たようで、あちこちに色々なきのこが出ていたが、その殆どが台風の雨で傷んでいて被写体になるものは少なかった。
キタマゴタケ ミドリニガイグチ キアシヤマドリタケ(仮称) クロチチダマシ クリイロイグチ

2015.07.14 富士山(静岡県)
 梅雨明けのような晴天が続き、里山は乾き始めたので富士山の様子を見てきた。 最初に5合目(2,400m)まで登り針葉樹林帯に入ったが、きのこが見えないので徐々に高度を下げ所々で様子を見たが、長雨が影響しているようで針葉樹林帯はきのこの気配すらなかった。 1,600m付近の広葉樹が混在する所までくると倒木に出はじめ、1,000mではイグチの仲間やオオミノミミブサタケなどが少数出ていた。
ヌメリスギタケモドキ カブベニチャ ツキヨタケ ヒイロウラベニイロガワリ オオミノミミブサタケ

2015.07.12 八高山
 菌類調査で静岡県中部の八高山を歩いてきた。 杉檜の中に広葉樹が適当に混在する場所が多く、期待が高まったがまだ少し早いようで、なぜこの場所にきのこがないと思われるような場面が多かった。
 また、冬虫夏草に詳しいo君が今回から参加し、話を聞きながら歩いていると朽ち木でアリタケとコメツキムシから出るウスイロタンポタケも見つけることが出来た。
ナカグロキツネノカラカサ テングタケ&ウスタケ ヒメベニテングタケ コウモリタケ カレバハツ
不明 オニイグチ ヒメコンイロイッポンシメジ アラゲホコリタケ アリタケ

2015.07.11 公園
 長い雨は昨日で終わり、太陽が顔を出すと気温はすぐに上がり、少し歩いただけでも汗がしたたり落ちる。 明日、遠征の予定が入っているので体力を温存して、近くの公園を散歩程度に歩いてきた。
アブラシメジの仲間 ヒビワレシロハツ オオヒラタケ? ホウキタケの仲間 オオシロカラカサタケ

2015.07.09 里山
 7月に入ってから毎日雨で記録的な日照不足になっている。里山や公園にきのこは出ているが気温が低いのでイグチなどは少なく、出ているきのこも傷んでいるものが多い。 今日も霧雨が舞っていたが傘を差して歩いていると、ヌメリ輝くヒメヌメリイグチが出ていて、このきのこらしい姿をとらえることが出来た。

ヒメヌメリイグチ イヌセンボンタケ ヘビキノコモドキ タケリタケ コウジタケ

2015.07.07 里山
 本命場所のクヌギ・コナラ主体の明るい林をしばらく歩いたがきのこは少なく、場所を変えようと芝生広場を横切ると芝生の中に色々なきのこが出ていて、僅かな場所で10種類近く撮影することが出来た。 昼近くになると雨が降り出したので、雨を避けて杉の林に入るとシロアンズタケやナスコンイッポンシメジなど思いかけないきのこを探すことが出来た。
 
ベニヒガサ コキイロウラベニタケ シバフタケ オオヒメノカサ近縁種 ニセホウライタケ
ヒカゲシビレタケ ハラタケの仲間 ホウキタケの仲間 シロアンズタケ ナスコンイッポンシメジ


2015.07.06 公園
 6日間、ほとんど止み間が無い雨が降り続いている。こんなに毎日しっかり降るのは珍しく、雨をほしがるきのこ屋もそろそろ晴れてもらいと思い始めた。 樹種が豊富な公園を歩くと色々なきのこが出ているが、ベニタケやテングタケの仲間が多くイグチの仲間は少ない。雨が止んで気温が高くなってから本格化してくると思わる。
 
オニイグチモドキ クサハツ タマゴタケ ヒロハシデチチタケ クモタケ


2014.07.04 公園
 南アルプスへ遠征する予定だったが、数日前から体調を崩し、かなり治りかけているものの、まだ本調子でないため欠席して近くの公園を1時間ほど歩いてきた。
 昨日は、警報が1日中でるほどの土砂降りで、出ているきのこは傷んでいるものが多かったので、状態のいいものを選んで撮影した。
アイタケ ハダイロニガシメジ(仮) クロタマゴテングタケ テングタケダマシ キツネノタイマツ


 
2015.07.01 カボチャタケ
 6月29日の不明菌はモミ(針葉樹)に発生した多孔菌であることから、針葉樹に出るきのこがたくさん掲載されている「北海道きのこ図鑑」を見ると、カボチャタケが掲載されていて、外観及び記載事項がほぼ一致した。 学名が分かったのでネットで検索すると同種と思われるものが多数見つかった。 寒冷地に分布するやや希なきのこが標高250mくらいに出ていたことに違和感があったが「猿の腰掛け類きのこ図鑑」では高尾山で標本が採取されているので低地でも希には発生するようだ。
 KOHで濃赤色に変色、胞子の形とサイズ、菌糸にクランプがないことも確認できた。
 
カボチャタケ KOHによる変色