2023.09.23 山梨県 |
今年初の遠征、昨夜雨が降ったものの連日の記録破りの猛暑と晴天であまり期待は持てないが、暦は進んでいるので様子見と言い聞かせ山へ入った。予想通りきのこは少なく南面には僅かにベニタケ類が出ている程度だったが、北面を丁寧に探すと場所によっては少量ずつ出ていて撮影は十分楽しむことはできた。大型食菌などが現れるのはもう少し先になるだろう。 アカヤマドリ ウラベニホテイシメジ クリノイガワンタケ いつかは見つけたいと思っていた初見のきのこ。椀径3〜5o ケシロハツモドキ マスタケ ウコンハツ ミズナラの樹下に出ているのは珍しい。 ニガイグチの仲間 ホウキタケ 小さいのが出始め。 キホウキタケ コシロオニタケ |
2023.09.16/17 富士山(山梨県) |
静岡木の子の会の宿泊観察会に参加して山梨県側の亜高山帯を歩いてきた。標高の低い樹海付近はカラカラに乾いていて全く出ていないので心配したが、高度を上げると徐々に現れ同定会会場には多くのキノコが集まった。夜の懇親会ではキノコ談議に花が咲き宿泊観察会ならではの楽しい時間を過ごすことができた。 ウラグロニガイグチ ドクヤマドリ オオダイアシベニイグチ ハナイグチ シロヌメリイグチ ウツロベニハナイグチ キノボリイグチ ミヤマミドリニガイグチ マツタケ クロカワ ホテイシメジ クロラッパタケ ウコンガサ タルゼッタ カティヌス サクラシメジモドキ |
2023.09.14 富士山(樹海) |
2週間ぶりに樹海の様子を見てきた。 臨床は乾き気味でテングタケやイグチの仲間は少なく、出ているものも乾き気味だった。 アカモミタケ ヒロハチチタケ クロスジウラベニガサ ヌメリハツ? ルリイロハツタケ 樹海のものは色が薄い カエンタケ ナラ枯れは初め里のコナラやクヌギが枯れ、その後ブナ帯のミズナラが枯れた。カエンタケは枯れた後2年くらいして出始め、2〜3年で出なくなることが多く、里では下火になってきたがブナ帯は今が盛りになっている。 カラカサタケ タマゴタケモドキ |
2023.09.09/10 南アルプス |
菌類調査に参加して大井川源流部を歩いてきた。朝方は台風13号が残した雨が激しく降り林道を走るのが怖かったが、現地に着くころには止んで薄日が差してきた。亜高山帯のきのこは9月中旬になれば盛期を迎えていると期待していたが、今年の暑さは季節を遅らせているようできのこは例年に比べると少なくサプライズな発見もなかった。 ハンノキイグチ 雨上がりで滑りが綺麗だった。 ツバフウセンタケ ダケカンバやハンノキの樹下にたくさん出ていた。 オオキノボリイグチ 一か所だけだったが苔むした立ち枯れに3本登って出ていた。 ヒメベニテングタケ 盛期のようで彼方此方で綺麗な姿を見せてくれた。 ウラベニホテイシメジ 一か所だけだが30mくらいにの間に数十本出ていた。 以前も感じたがここのものは出るのが早い。 ゴヨウイグチ チョウセンゴヨウの樹下に出ていて、雨で滑った姿は上から見るとベニタケの仲間のように見えたが裏は菅孔だった。柄の鱗片は若い菌では薄かった。 ベニハナイグチ 林道の法面に1本だけ出ていた。 ショウゲンジ 出始めのものが行く先々に出ていた。 アンズタケ 発生は少なかった。 コガネテングタケ 雨で鱗片が流れたものが多かった。 アカツムタケ 倒木や立ち枯れに出ている種は殆ど無く、被写体になったのはこれだけ。 ベニテングタケ コメツガの幼木の下に出たものは雨から守られて鱗片が綺麗に残っていた。 ガンタケ 重量感があり大物になると思われた。 |
2023.09.03 富士山 御殿場口付近 |
神奈川キノコの会の観察会に参加して富士山御殿場口太郎坊付近を歩いてきた。山は乾燥気味できのこは少なかったが、皆で探すと例年みられるものは殆ど同定会場に並んでいた。 ヒロヒダタケ スギタケモドキ ヤマイグチ ハンノキイグチ ムラサキホウキタケ |
2023.09.01 里山 |
里山にきのこが出ているとの情報をいただいたので様子を見てきた。車を降りるとすでに気温は30℃を超えていてすぐに汗が噴き出したが、きのこは情報通り彼方此方に出ていて、きのこに引かれて足を進めることができた。イグチ類はすでに傷み始めたものが多く、5日くらい早ければ最高だったと思われたが綺麗なものを選んで撮影した。 クロムラサキニガイグチ シイとカシの樹下に数えきれないくらい出ていたが、みな色褪せていた。 キクバナイグチ コガネキクバナイグチ ビロードイグチモドキ ホオベニシロアシイグチ ヤシャイグチ オオオニテングタケ シロウロコツルタケ シロオニタケ マクツバコナカブリテングタケ(仮称) (ティラミステングタケ) テングタケ科不明菌 シイの樹下に発生していて遠目にはクロタマゴテングタケのように見えたが、カサ径約5pで粉状の鱗片が密集している。柄はダンダラ模様があり基部は膨らむが顕著なツボにはなっていない。 コナカブリテングタケとも違うと思われる。 ※掲載後検討した結果ヘビキノコモドキの可能性が高いと思われた。 |