2024.09.29山梨県 

菌友と今年初の遠征で山梨の山を歩いてきた。山は乾燥していて発生は悪かったが時々面白いきのこが出ていて楽しい散策になった。

シャカシメジ




コウボウフデ


ニセアシベニイグチ




オオウスムラサキアンズタケ
やや老菌。 発生する場所は毎年少しづつ移動している。


シラタマタケ




ニワタケ


ハナガサイグチ


マイタケ
朽ち始めていた。


ウラベニホテイシメジ
発生は少なく一番状態がよかったもの。


2024.09.26 コウボウフデ

 昨年、静岡木の子の会の掲示板にMさんからコウボウフデの投稿があり、静岡県では初の発見になると思われたので詳細をお聞きしていたところ、今年も発生しているとの連絡をいただいたので現地を確認してきた。落葉樹と常緑樹が混じる林は乾燥していてなかなか見つけることができなかったが1本見つけると次々に見つかり6本の発生を確認できた。 連日の猛暑で他のきのこは全く出ていなかったがコウボウフデだけが出ていた。
Mさん有難うございました。

6本全て掲載。







標本採取。


2024.09.24 富士山(静岡県) 

 亜高山帯の2000m付近のきのこは終盤で小さいものでも被写体になればいいと思い探したが結局新鮮なものは食菌が数種だった。ブナ帯に場所を変えたがここもきのこは少なく例年ならどこにでも出ているツキヨタケの姿もなかった。

亜高山帯
ツガタケ


チャナメツムタケ


キノボリイグチ


ハナガサタケ


ブナ帯
ブナハリタケ


マスタケ


シワカラカサモドキ




クチキトサカタケ


アカハチノスタケ




ハチノスタケ?
ブナの倒木に発生。傘径5〜10p。傘の色、表面の鱗片の付き方、縁部の厚みなど疑問のところが多いが裏側を見るとハチノスタケになる。季節的にも早すぎる。




2024.09.17 富士五湖周辺

 20年近く通い続けたマイタケの出るミズナラ林はカシノナガキクイムシによるナラ枯れで全て枯れてしまい、昨年はカエンタケが爆生しマイタケの姿はなかったが未練がましく今年も見に行ってきた。今年はカエンタケは無く過去一番確率が高かった場所に2株出ていて、この場所では最後であろう雄姿を撮影することができた。まだ食べ頃だったが手のひらサイズを1枚もらい後は残してきた。


以下、周辺の林に出ていたもの
ナラタケモドキ


カラカサタケ




コノハシメジ


オニウスタケ?
径5pくらいのものが10本くらい出ていた。


ヒョウモンウラベニガサ


ツエタケの仲間


センボンイチメガサ


2024.09.14-15 富士山(山梨県)
 二日目は樹海のきのこ探索。
 運転中の車窓からタマゴタケなどが彼方此方に見えていたので期待して歩き始めると、きのこは一斉に出始めたようで何処へ行ってもたくさん出ていて、樹海では初めてのツノシメジとアオロウジも見つけることができた。

ミヤマベニイグチ


タマシロオニタケ


オオゴムタケ


ツノシメジ




ベニハナイグチ


タマゴタケ


ルリハツタケ


オニイグチモドキ


ヤマドリタケモドキ(広義)


アカヌマベニタケ


ベニナギナタタケ


ムラサキフウセンタケ


アオロウジ
ツガの根に沿って出ていた。




アオネノヤマイグチ


クロアワタケ
(オオミノクロアワタケの可能性あり)


2024.09.14-15 富士山(山梨県)
 西湖の民宿王岳をベースに開催された宿泊探索会に参加して1日目は富士山の亜高山帯2日目は樹海周辺を歩いてきた。
まずは亜高山帯の記録。 山はやや乾燥気味で例年に比べるときのこの発生は悪く、新鮮なものも少なくカメラの出番は少なかったが久しぶりのキッコウスギタケを見つけた。

オニナラタケ


イッポンシメジ


ヤマドリタケ


アラゲホコリタケモドキ?


キッコウスギタケ




ヒグマアミガサタケ


ウスタケ


2024.09.10 富士山(静岡県)

 8日の散策が良かったので別の場所を一人で歩いてきた。この場所は以前ヤマドリタケやホウキタケなど色々出たところだが近年はきのこの種類、数ともに減少傾向で魅力ある種は特に減ってきている。今回も条件は良さそうに見えたが全体的に少なくカメラの出番も少なかった。

キノボリイグチ




ショウゲンジ


アケボノアワタケ


タマゴタケ




シロカノシタ


フウセンタケの仲間 1




フウセンタケの仲間 2


2024.09.08 富士山(静岡県)
 
 菌友と富士山の針葉樹林を歩いてきた。季節的に最盛期を迎えているので種類、数ともに増えていたが小型のものが多くショウゲンジ以外の食菌も少なかった。

アブラシメジモドキ


コガネシメジ
載っている図鑑は少なく、信州きのこの会編. 2002. 「食べられるキノコ 200選 」のp. 76. に掲載されているものと思われる。
当たり年のようで行く先々で大きいものが並んでいた。




シロカラハツタケ




クロラッパタケ


ショウゲンジ

深度合成


アミハナイグチ




ベニテングダケ


ヤマドリタケ
1本だけ見つけた。


クロカワ
1本だけ見つけた。


シロヌメリイグチ


ハナイグチ


ミヤマタマゴタケ


マクキヌガサタケ
卵3個のうち1個が開き始めていた。



2024.09.05 山梨県 

 所用で山梨県に行ったついでにいつもきのこの出ている所を覗いたが、まだ猛暑の影響が残っているようできのこは気配すらなかった。あきらめていつもは通らない殆ど日が当たらない林道を通ると、小型のカラカサタケのようなきのこが見えたので車を止めると初めて見るキワタゲテングタケが5本出ていた。
前夜雨が降ったようで傘の上の綿状の鱗片は少なかったがキワタゲテングタケと思われる。








2024.09.04 静岡市 
 
 里山のきのこが出始めたので気になるきのこが出る静岡市の里山を歩いてきた。きのこはイグチの仲間を中心に色々な種類が出ていたがテングタケなどは少なく目的のきのこも見つからなかった。

ヤマドリタケモドキ
大型のものがたくさん出ていたが2〜3日遅く老菌が殆どだった。




ムラサキヤマドリタケ
これまで見たことがないくらいたくさん出ていたが細長いものが多かった。




キクバナイグチの仲間
ヒビワレキクバナイグチと思われるがもう少し開かないと決めかねる。




キクバナイグチ
コガネキクバナイグチの可能性あり。




キアシヤマドリタケ




アシナガイグチ


ヌメリコウジタケ


クリイロニガイグチ


ハラタケの仲間


シロオニタケ


2024.09.01 里山
 
迷走台風の影響で一週間近く豪雨が続いていたが、晴れ間が見えたのでいつもの里山の様子を見てきた。台風前の猛暑のときはきのこの姿が消えていたが今日は出始めたものをたくさん見ることができた。雨に打たれたきのこは被写体的に良いものは少なかったが出ている姿を見ながら歩くのは楽しかった。 昼を過ぎるとまた強い雨が降り出し明日も雨の予報が出ている。

ハラタケの仲間が一番多かったが雨の影響で種名は分からないものばかりだった。
ウスキモリノカサ?


ナカグロモリノカサ?


不明


不明


不明


ニセアシベニイグチ


アイゾメクロイグチ




ヒメコガネツルタケ  50本くらい出ていたが雨でボロボロ。


カバイロツルタケ


ミドリスギタケ




ベニヒダタケ