主にきのこウオッチングの記録です。

2003.02.27 芝川町
 ホームページの開設作業が終わったので気晴らしに里山を歩いたが乾燥がつよく何も出ていないので、フキノトウを探して川沿いを歩いてみた。
フキノトウはなかったがネコヤナギが開き水もいくらか温んできているように思えた。

 きのこは、流木にエノキタケが2つ、倒木にアラゲキクラゲ、傘径6oの不明菌1、桧の切り株に傘径12oの不明菌2が出ていた何とも地味なきのこだ。

2003.02.19  富士宮市
 今日も時間が取れたので、短時間ではあるが散歩を兼ねて歩いてきた。今年の冬はよく雨が降るので、切り株や倒木のあるところを探せば何かしらのきのこを見ることができる。
 同じようなコースを歩いているので、きのこも同じものが多くなるが毎回新顔が少しは出ている。

 クヌギやコナラの切り株からは相変わらずセンボンクヌギタケの仲間が出ている。今日も綺麗な株がを見つけた。 

 椎の木の倒木からは天然のシイタケが出始めていた来月になれば1回分くらいは収穫できそうだ。

 小型のエノキタケも出ていたが一株だったので見逃すことにした。

 間伐で切り倒された杉の木からアシグロホウライタケらしいきのこが出ていた。枝が積まれたところには特に綺麗なものが群生していた。
2003.02.18 芝川町
 昨年のきのこ散策の時、雪割草(ミスミソウ)の群生を見つけてあったのできのこ散策を兼ねて見に行くことにした。
 雪こそ無かったがこの寒さの中もう満開であった。30株くらい見たがいろいろ変化があるようだ。

 本題のきのこは伐採されたクヌギの枝から大きなシロキクラゲが出ていた。極小のヒメキクラゲやモミの倒木からはハナビラダクイオキンも出ており冬はゼラチン質のきのこの天下のようだ。
 
 沢沿いの湿ったクヌギの切り株からは、1月28日に見たのと同じセンボンクヌギタケの仲間が何カ所も出ていた。このきのこも寒い時期が盛期のようだ。

 林道の斜面で久しぶりにツチグリを見つけた。だいぶ時間がたっているようで地面から浮いているものもあったが、指で押すと胞子は沢山飛んだ。

 神社の日陰に植えられた椿の下に適度に落ち葉が積もっていたのでそっとどかし出見るとツバキキンカクチャワンタケが出ていた。まだ椿の蕾は堅く花が咲くにはだいぶ時間があるようだが長持ちするのだろう。
 
2003.02.17  富士宮市
 所用で朝霧高原まで来たので、大沢扇状地の雑木林を散策した。
雨上がりの富士山を見ながら、歩いているとコナラの倒木にヌルデタケが出ていた。先日撮り損なっていたので嬉しい出会いだ。

 日陰に倒れたエゴの木にみごとなヒメキクラゲが数カ所付いていた。
いつか食べてみようとは思っているのだが実物を見るとやはりその気は失せてしまう。

 桜の倒木からはヒイロタケが何枚も出ていたが、緋色が薄くこれぞヒイロタケといえるようなものはなかった。 
2003.02.12  富士宮市
 休日の殆どをHP作りに当てていたが、机に向かっているのに飽きたので一番近い前回と同じ定期観察路を回ってきた。

 綺麗なタマキクラゲを探しカメラをセットしてスイッチを入れるとモニターに赤い見慣れない文字が浮かんでいる。「メモリーカードが入っていません」との警告だ!前日友人の子供を撮ってカードをパソコンに差し込んだまま忘れたようだ。気楽な気持ちできたので予備のカードも持っていない。(写真は小さな枝に付いているものを家に持ち帰て撮影。)
  とりあえずコースを回ったが「あまりいいきのこは出ていなくてもいいぞ?」なんて自分勝手なことを考えながらだ。

 数カ所でエノキタケを見たが小さい物が多く盛りを過ぎたように思えた。
 雨が続いていたのでキクラゲに期待したが前回よりあまり大きくなってはいなかった。冬の成長は遅いようだ。

 写真に撮ったことがないヌルデタケが綺麗な状態で出ていたが、このきのこはまた雨上がりに来れば会えるだろう。

 
2003.01.28 富士宮市
 昨日、冬には珍しく70ミリ以上の雨が降り。今日は気温13度と3月半ばの気候になったので、定期観察路の雑木林を散策してきた。

 コナラの古い切り株から傘径15ミリくらいのセンボンクヌギタケの仲間と思われるきのこが株状に出ていた。傘の色が独特で薄い紫色をしている。(図鑑では針葉樹に出ると記されている。)

 ズタジイの落ちた枝からトゲトゲの頭をした傘径10ミリのきのこが出ていた。この場所は夏ダイダイガサが出るので幼菌かと思ったがどうも様子が違うようだ。

 埋もれ木がわずかに地表に出ているところから食べ頃のエノキタケが出ていた株状のものは一つだったが転々と出ており一度食べる分が確保できた。

 アラゲキクラゲは常連だが今日はキクラゲの幼菌がたくさん見られた今後の展開が楽しみだ。

 タマキクラゲもコナラの小枝にたくさんみられた。
2003.01.20 富士宮市
 今年最初のきのこ散策だ、連日乾燥続きだったが昨夜久しぶりに5ミリ程度の雨が降ったので少しは期待が持てそうだ。
 公園の雑木林は葉が落ちているので、わざわざ山の中に入らなくても遠くまで見通せる。

 倒れたコナラの木でハナビラニカワタケを見つけた。一本の木にかたまりが五つ、だいぶ前に出て乾燥したものが雨で柔らかくなったようだ。

 エゴノキタケは高いところに出るので撮影しにくいことが多いが、公園管理で枯れ木を伐採したものに付いていたため、近くで撮ることが出来た。

 ズダジイの倒木からクロハナビラタケが出ていた。このきのこは、いつも黒い部分と光っている部分がはっきり分かれてしまいうまく撮影できない。

 ハラタケ類はニガグリタケモドキが一箇所で見られただけだった。