2006.10.29 里山
 食菌、銘菌ツアーを終わりにして、久しぶりに里山を歩いてきた。
 里山も終期に入っていて きのこの姿は少なく、出ているのは いつもと同じか顔ぶればかりと思ったが、ここでは新顔のサクラシメジモドキを見つけることができたのは収穫だった。
 今日のサプライズは、「ウリボウ」を見つけ、しばらくの間観察することができたことで、写真も数枚撮ったが、きのこ撮影用の設定(マクロ設定)を瞬時に遠方撮影の設定に切り替えるのに手こずり、ほとんどがブレブレになってしまった。(気がつけば来年の干支は「亥」年賀状用にしっかり撮っておけばよかった・・・)
アカモミタケ コガネタケ サクラシメジモドキ ツエタケ ウリボウ
2006.10.28 山梨県
 紅葉はかなり下がってきて、標高800m付近でもいい色に染まり初めてきた。木の葉が赤くなるのに合わせたように、きのこの数は少なくなる。何処を歩いても、何もない時間がしばらく続いて突然、晩秋(きのこ的に)のきのこ が現れるパターンになっていた。
 それでも、今日はまだ期待を裏切られることなく この時期のきのこを一通り見ることができた。
シモフリシメジ ハタケシメジ ムラサキシメジ ムキタケ ウスキブナノミタケ
  この他、チャナメツムタケ、クリタケ、モエギタケ、ヌメリイグチなどがでていた。
2006.10.21 山梨県
 きのこシーズンも終盤となり、出るきのこが少なくなってきたところへ、連日乾燥が続いているので、何処もきのこは少ないと思われたが、新たな場所開拓も兼ねて散策を楽しんできた。
 紅葉がかなり進んだ山は、予想どおり きのこは少なかったが、僅かでも地面に湿り気のあるところでは、季節のきのこが忘れずに出ていた。
シモフリシメジ クリタケ ムキタケ チャナメツムタケ ナラタケ

2006.10.14 山梨県
 昨年までのデータから、待ちに待ったホンシメジの時期に入ったと思い、いつもより早く起きて出発したが、山に着くと予想以上に山の季節は進んでいて、ホンシメジはすでに終盤を迎え、多くのライバルたちに採られた後だった。それでも目残しを丁寧に探し、何とかお持ち帰りを確保できた。その後別の場所を回ったが、大半は落花寸前で確保できたのは僅かだった。
 今年は、きのこ全体が遅れていたが、早いものも遅いものも一斉に出て、そろって終期に入ったように思われる。
 
シャカシメジ 不明 コテングタケ クリタケ ホンシメジ

2006.10.09 山梨県
 フチドリツエタケとムキタケが出始める標高1000mの場所とハタケシメジが出始める200mの場所、2箇所を回ってきた。
 海・山に多くの犠牲者を出した台風のような低気圧が去った 後の晴天は、乾いた風が吹きまくり、瞬く間に山を乾燥させ、きのこはミイラ化したものが多かった。それでも秋はきのこが多いので、湿り気の残りやすいところには綺麗な姿をしたものも見られた。
 200mの里山に今年はライバルが現れた。いつもの場所に軽四が止まっていたので、もしやと思い 遠くから覗くと、ビニール袋を片手に長靴姿の女性がハタケシメジのシロに向かっていた。(昨年までは、女性のシロを私が平日荒らしていたのかも知れない。)
ムキタケ フウセンタケモドキ フチドリツエタケ ベニチャワンタケモドキ ホウキタケ

2006.10.07 山梨県
 先週に引き続き、きのこ狩りモードの散策。山の高いところは紅葉が始まり、きのこもシーズン終盤のものが多くなってきた。
 先週見つけたコウタケのシロは競合している人はいないと思い、幼菌をたくさん残してきたが、今日行ってみると見事に姿を消していた。(いい場所は皆さんご存じのようだ。)
 気を取り直して、場所を変えると思わぬ所でホンシメジのシロを見つけ、一気に気分が晴れてくるのを実感できた。さらに場所を変えるとコウタケやクロカワも次々に見つかり大漁となったので早めに切り上げて帰途についた。
ホンシメジ カクミノシメジ マツバハリタケ ムレオオフウセンタケ カキシメジ