2006.03.31 里山
 23日以降、小刻みに散策を続けていたが更新を怠っておりまとめて掲載。
 
 03.31 里山
トガリアミガサタケ

 03.27 里山
フクロシトネタケ イトヒキミジンアリタケ

 03.25 富士山(西臼塚周辺)
チャムクエタケモドキ オツネンタケモドキ センボンクヌギタケ シロヒナノチャワンタケモドキ

 ※4月は人事異動の時期で私も対象になり、キノコ観察に最適な交替制勤務から カレンダーどおりの休日となる日勤業務に配属された。休日出勤も予想される職場で、これまでのように気ままな散策は出来なくなると思われる。
「遊々」なので負担にならない程度に楽しみます。更新回数は減ってしまうと思いますがよろしくお願いします。
2006.03.23 富士山南麓
 あわただしい日が続き散策の時間を思うようにとれないが、雨上がりのアクニオイタケを撮るため短時間だが富士山南麓に僅かに残る赤松林を歩いてきた。

 松林は松食い虫の被害で、ほとんどが倒木や立ち枯れになってしまったがアクニオイタケにとっては絶好の環境が整ったようで見事な群生があちこちに見られた。

 撮影後、古いシイタケのホダ木が投棄されている場所に立ち寄ると瑞々しいきのこがたくさん出ていた。

アクニオイタケ ウラベニガサ ムササビタケ オオチャワンタケ?
2006.03.15 里山
 いつもならもうトガリアミガサタケが出ている頃なので、前回と同じお寺のイチョウの樹下を丁寧に探してみた。しばらくして高さ2センチくらいの小さいのを 一つだけ見つけることが出来たが、ぶり返した寒さのせいか乾燥気味で精気がなかった。

 その後いつもの公園に向かうと、今年はもうでないと思われた朽ち木にスリムなエノキタケが陽を受けて光っていた。
 ニガグリタケは多くの倒木に出ていて、こんなときは奇麗なものが多く いろいろな姿を撮影することが出来た。

 2〜3日真冬の寒さに戻り雪も舞ったが、明日の夜まとまった雨が降る予報が出ているので、その後暖かくなれば春らしくなって来るだろう。

トガリアミガサタケ エノキタケ ニガグリタケ

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2006.03.07 富士宮市
 トガリアミガサタケの便りが聞こえ始めてきたので、一番早く出るお寺のイチョウの樹下を点検したが まだ姿は見えなかった。
 帰りがけ いつも通り過ぎている小さな神社に立ち寄ると、古材を埋めたと思われる場所に新鮮なホコリタケがたくさん出ていた。3月にツチグリを見たことはあったがホコリタケも条件が良ければこの時期に出るようだ。
 すぐ横の大きな白花椿の樹下ではツバキキンカクチャワンタケが盛期を迎えていた。
ホコリタケ ツバキキンカクチャワンタケ

2006.03.03 里山
 3月に入り「遊々きのこ」は4年目に入りました。この間12万件を超えるアクセスを戴きありがとうございます。
 きのこの知識(同定力)は相変わらずですが、きのこの織りなす名場面を求めて散策を続けたいと思います。

 雨の日が続いたが、久しぶりに晴天になったので里山を歩いてきた。山はきのこが出るのに絶好のコンデションになっていたが、この時期に出るきのこは限られていて いつもの顔ぶれの確認になった。しかし、駐車場をいつもと違うところは止めたため通ったモミの樹下で、里山では初めてのハナビラダクリオキンに遇うことが出来た。

ハナビラダクリオキン ニガグリタケ シイタケ

2006.02.21 里山
 昨日雨が降ったので前回の雨上がりのように、たくさんきのこが見られると思い、里山を歩いてきた。
 前回と違い冷たい雨だったため 新たに出たきのこはほとんど無かったが、椎茸の幼菌なども出始めていて季節は順調に進んでいることが伺えた。
 目を引いたのはエゴノキタケがびっしりと出た倒木で、最近倒れたらしく見事なエゴノキタケを観察することが出来た。
エゴノキタケ クロハナビラタケ ラゲキクラゲ
2006.02.17 里山
 初夏のような日があったかと思うと、次の日は冬に逆戻りと、天候は不安定だが氷点下になることは無く、最高気温は連日10度を超えいる。 さらに一昨日の夜から今朝方にかけシトシト雨が降り続いたので、きのこの出る環境はだいぶ良くなってきた。

 雨上がりの里山を歩くと、予想どおり瑞々しいきのこが出ていて、久しぶりに撮影の疲労感を感じるほどシャッターを切ることが出来た。

エニキタケ キクラゲ ハナビラニカワタケ タマキクラゲ センボンクヌギタケ
 きのこの種類が定番になってしまうのは、この時期は仕方がないことだがシーズンオフにしている人にも雨上がりのきのこを楽しんでいただけたでしょうか?
   (「冬のきのこ」を探しに行く気になる起爆剤になれば幸いです。)
2006.02.09 里山
 そろそろ蕗のとうが出ている頃と思い日当たりのいい山をのんびり歩いてきた。
 今年の寒さは思いの外厳しかったようで、いつもは1月後半から姿を見せる蕗のとうの姿は何処にも見えず、春の訪れはもう少し先のように感じた。
 きのこもほとんど出ていなかったが、小さなヌルデタケとツバキキンカクチャワンタケを1個見つけることが出来た。

ヌルデタケ ツバキキンカクチャワンタケ
2006.02.03 里山
 暖かい日が続き一昨日まとまった雨が降ったので いつもの里山を歩いてきた。
 山はまだ湿り気が残り、久しぶりにコンデションのいい散策で、センボンクヌギタケ、ヒラタケ、シイタケなどが瑞々しい姿を見せていた。他にはエノキタケやキクラゲが出ていたが、まだきのこの種類は少なく、一雨ごとに増えて来る事に期待したい。

センボンクヌギタケ ヒラタケ シイタケ
2006.01.27 里山
 久しぶりに里山を歩いてきた。
 カワラタケやアラゲキクラゲはすぐに見つかったが、どれも生気が無く 他のきのこもまだ早いと思われた。しかし、毎年センボンクヌギタケが出る場所に来ると幼菌がたくさんで始めていて すでに乾燥し始めているものもあった。 この場所は半日陰で湿度が保たれるので 近くの倒木にニガグリタケも出ていた。
センボンクヌギタケ ニガグリタケ

 「2005年ギャラリー」更新が終わった。掲載種は完全に自薦で写真の出来栄えより 見つけたときの感動で掲載したものが多い。その中で背景と構図は申し分ないが きのこの状態が今一で落選になったものがある。
 これからも こだわっていきたい構図です。
 
サケツバタケ1 サケツバタケ2

2006.01.18 里山
 待っていた暖かい雨が14日に降ったので そろそろ出る頃と思い里山を歩いてきた。
 予想に反して出ているのは昨年来のミイラばかりで 被写体になるものはなかなか見つからなかった。それでも伐採した枝を積んだところを丁寧に見ると キクラゲの幼菌があちこちに出始めていた。
キクラゲ
2006.01.10 里山 
 明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いします。


 新年早々 忙しい日が続いたが、やっと時間がとれたので いつもの里山を歩いてきた。
 2日に雨、5日に雪が少しずつ降り、山の日陰にはまだ雪が残っているので、雪ときのこの面白い写真が撮れると期待したが きのこの姿はなかなか見えなかった。
 初回から写真が無いのは面白くないので、昨年の暮れにヒラタケとエノキタケの写真を撮った沢まで足を伸ばすと、まだ雪の残った倒木に小さいエノキタケが出ていて 静岡県ではなかなか撮れない雪の中に出るエノキタケの姿を撮ることができた。

エノキタケ